とうとうこの事件が邦人の身にも起こる時が来るとは‥いや、実際のところは違う。香田証生さんという方も被害者の一人でもある。それは2004年で今から10年前以上の出来事です。彼が一旅行者としてイラクへ入国し、アルカイダの組織に拉致されてしまった。そして、アルカイダ組織に動画公開にて殺害された。その時の動画を見たものならわかるが首切りの動画である。。。
当時のイラクはアメリカ同時多発テロをきっかけに近い形で各国による多国籍軍によりイラクに戦争を仕掛けたものだ。その当時よく言われていた『イラクが、大量破壊兵器廃棄の義務を果たさず、秘密裡に核兵器開発などを行っていたので多国籍軍が侵攻した』とのことだが、あれは大方の国民視点では『復讐』に他ならない。この侵攻と侵略によりある意味イラクは大変不安定な状況が続いた。酷いことに武力組織が横行してしまったのだ。その一つとしてアルカイダ組織が根を伸ばしていったのだ。彼らよくメディアを使って行っていたがの首切りの公開処刑動画を配信することだった。敵対するもの、海外のジャーナリスト、旅行者などなど、、お構いなしに拉致しては首切り動画を配信し続けた。その邦人第一号として香田証生さんが挙げられる。
2015年1月20日。恐ろしい一方が日本のニュースに流れた。ISIS、イスラム国とみられる日本人殺害予告がインターネット上の配信されたのだ。一人は湯川遥菜さん。もう一人は後藤健二さんである。二人の個人の詳細や関係性は私の方では深くは語れないが、昨年の2014年8月頃にイスラム国によるとみられる組織に拉致をされて以来、彼の安否が気づかれていたが、今回の配信で最悪な状況に展開したことが伺える。もう一人の後藤健二さんも同じく最悪な状況に陥ってしまった。国際ジャーナリストとして活躍されていた後藤健二さんであるが彼もISISに拘束されてしまったのだ。湯川遥菜さんを助けたいとのことでシリアに向かったが同行したガイドに裏切られ、武装グループに拘束されてしまったらしい。。
いまこのISISの武装グループが彼ら二人に高額な身代金を日本に対して請求している。2億ドル。日本円にして236億円である。恐らくこの身代金は支払われないであろうと多くの国民が思われてるはずだ。香田証生さんの時もそうだったが恐らく、身代金を支払われなかったことにより殺害された。じゃあ払えば問題なかったかといえばそうではない。身代金を払うということは、日本の全国民が危険に晒されてしまうことでもあるのだ。日本人を人質に使えば高額な身代金を請求することが出来ると、そういった武力組織やテロ組織に思わせてしまうことになるからだ。なのでこういった問題の時に公にして金額を支払うことは基本的にあり得ないし、あっても水面下や裏で行われるものだ。今後の安倍総理大臣の動向に注目せざる得ない。。。
最後にこれはハッキリとした証拠が出てきてるわけではないが、最近のこの殺害予告や首切り動画のヤラセ疑惑の噂がよく流れいます。確かに影の位置がおかしかったり色々不自然な箇所があったりします。CG技術で合成処理を行っているように見えなくない動画も有ったりします。その他にもこの動画に対しての陰謀説や都市伝説など‥実際はどうなんでしょうかね?またこの件については触れることが出来るようになりましたら続きを書きたいと思います。